まちなかイベントプラットフォーム
イベントを作るって、難しいことのように感じますが、
コツさえつかめば、意外と簡単だし、お金もかからず開催することができます。
ぜひ、イベント開催のコツをつかみに来てください!
イベントを成功させるためには、計画から実行まで多くの要素を考慮する必要があります。この記事では、イベントづくりのノウハウを、福井駅前等で大小イベントを100以上開催してきたプロが、お伝えします。
イベントの目的とターゲット設定
◯イベントの目的、忘れていませんか?
イベントの成功は、明確な目的を持つことが何より大切です。
例えば…
・自分の街をにぎやかにしたい
・自分のハンドメイド作品を多くの人に見てもらいたい
・自転車が好きな仲間を集めたい
・自分の会社の認知度を上げたい
・会社の売上に繋げたい
などなど。自分に正直に、自分はこの目的の為なら走りきれる、というものを設定してください。
イベント作りに熱中すると、自分が何を成したいのかを忘れてしまうことはよくある事です。見失って途中で、「あれ、なんでこんなイベントになってしまってるんだ?」と、ならないように、どこかに書いておくことをおすすめします。
◯ターゲットは狭く絞る
ターゲットを絞って明確にするとたくさんのメリットがあります。
・イベントが明確化して伝わりやすい
・ターゲット自身から、自分が行っていいイベントなんだと認識されやすい
・効果的なマーケティング戦略を立てることができる
コツ① 1秒で伝わる企画になっている?
情報が溢れる現代において、あなたの企画をチラシで伝える時間は「1秒」しかないと思ってください。
1秒で判断されて、スワイプされてしまわないように、いかに「1秒」で良さが伝わるイベントになっているか、はとても大切です。
広報デザインも重要ですが、まずは企画タイトルを聞いて
・ワクワクするか
・新しいものか
・分かりづらくないか
いかがでしょう?
それを意識するだけできっとイベントの集客はガラッと変わるはずです。
コツ② 事例チェックしてる?
大抵のイベントは、GOOGLE、インスタグラム、X等で検索すると類似イベントがでてきます。それらを1秒で判断しつつ「これなら行きたくなるな」と思うイベントをさがしてください。
そこに、あなたのイベントの成功のヒントが詰まっているはずです。
予算はできるだけ詳細に
予算を適切に見積もりすることは、イベント成功の鍵です。イベントの各要素に必要な費用を見積もり、できるだけ詳細な予算を作っておくと後々困りません。
主な予算としては
・会場費
・広告費
・人件費
等でしょうか。
まちなかのイベント会場20選
会場によって予算が変わってくるので、会場選びは大変重要です。
実は、福井駅前には多くの会場があります。ここに記載の会場以外にもたくさんありますので、お悩みでしたらぜひご相談ください。
◯無料で借りれる場所
AOSSA1F・8Fアトリウム(非営利の場合)
◯1000円~1万円で借りれる場所
アップルロード
新栄テラス
ガレリアアーケード
ガレリアポケット
観光交流センター
中央公園
柴田公園
Xスタンド
AOSSA会議室(地域交流プラザ)
繊協ビル
クラフトブリッジ
Luff
福々小屋
大きなイベント会場
ハピテラス
ハピリンホール
県民ホール
繊協ビル
セーレンプラネット
予算獲得法
スポンサー獲得
5000円~1万円ほどのスポンサーなら、先方へのメリット次第で比較的集めやすいと思います。
同じような思いを持っている企業や、集めるターゲットへの訴求を求める企業はきっとあるはずです。ここは頭の使い所です。スポンサー先の気持ちになって考えて、提案書を持っていき、お話を聞いてみて、「実はこれに悩んでいて、こんなことはできないかな?」等相談されたらしめたものです。ただし、開催への責任は大きくなるので、信頼を得るためにも、運営の充実は必須です。
クラウドファンディング
社会的意義のある活動や、多くの人のメリットになる企画なら、クラウドファンディングに挑戦してみるのもいいかもしれません。
ただし、たくさんの準備や拡散活動が必須になってきます。簡単なものではない事はお伝えしておきます。
補助金の活用
現在福井市ではまちなかイベントの補助金(1/2補助・最大15万円)をされています。ご相談は弊社もしくは福井市商工振興課さんで受付けております。
他にも、アイデアコンテストに出場する等で資金を稼ぐ方法もあります。ぜひチャレンジしてみてください。
広報は0円でもできる
広報は企画と同じくらい大切です。
◯SNS
ターゲットが若い女性ならインスタグラム、コアなファンが多いイベントならXと使い理由が必要。
しかし、アカウントを作っただけでは拡散されません、ターゲットになりえそうな人にアクションする、インフルエンサーに依頼する等SNSは様々な使い方が考えられます。
◯プレスリリース
メディア(テレビや新聞等)に取り上げてもらうことができれば、拡散される可能性が高くなります。
◯イベント情報無料掲載サイト
ふーぽさんや、日々URALAさんには、掲載依頼するのがおすすめです。
他にも無料でできる広報はたくさんあります!
イベント当日の運営
イベント当日は、スムーズな運営が求められます。事前に詳細なスケジュールを作成し、スタッフの役割分担を明確にします。
予期せぬトラブルに備えて、緊急時の対応策を用意しておくことが重要です。また、参加者のフィードバックをリアルタイムで収集できる体制を整えます。
各スタッフの役割を明確にし、全体の流れを円滑にするためのコミュニケーション手段を確立します。LINEのオープンチャットが便利かもしれません。
イベント後のフォローアップ
イベント後には、参加者に感謝の意を伝えるフォローアップを行います。メールやSNSでのメッセージ、アンケート調査を実施し、フィードバックを収集します。
フォローアップを行うことで、参加者の満足度を高め、次回イベントへの参加意欲を促進します。また、フィードバックを基に次回のイベント改善点を明確にすることができます。
イベントの評価と分析
イベントの成功度を評価するために、KPI(重要業績評価指標)を設定し、達成度を分析します。参加者数、エンゲージメント率、収益などを評価基準とします。
いかがでしたでしょうか?
イベント開催は、とっても楽しいものです。
わからないことは、分かる人に聞いて、どんどんまちなかでイベントを開催してみてくださいね!
無料相談いつでも受付中です。
【この記事を書いた人】
(一社)福井県まちづくりセンター 中谷香澄
これまで大小合わせて100以上のまちなかイベントの開催実績を持つ。
◯まちなかアオハルプロジェクト 運営・メンター
◯学生まちづくり班 運営・メインメンター
【まちなかイベントプラットフォーム構築事業】
福井市の委託を受けて運営しています。